2018年02月15日
歯科のお話
こんにちは
オリンピックが、盛り上がっていますね~
テレビで、各国の選手たちの頑張りを見ているだけで、私は感動して涙してしまいます
頑張れニッポン
さて、今日は”愛犬・愛猫の”"プラークコントロール"についてお話したいと思います
皆さんは歯磨きしないと、口臭がするだけでなく、様々な病気になることをご存じですか
一度付着してしまった歯石は、全身麻酔をかけて除去し、歯周病が悪化している場合には抜歯が必要です
まず、歯石とはどうして出来ると思いますか
歯石とは、「ご飯の食べカス」と「お口の中の細菌」とが混ざり合って”歯垢”が出来ます。
ここで、人の場合はご飯を食べた後は必ず歯を磨くので”歯垢”は取り除かれます。
しかし、ワンちゃん、ネコちゃんは自分で歯を磨く事ができないので”歯垢”が取り除かれることはなく、固く、歯にこびりつく”歯石”へとなってしまうのです
黄色く見える部分はすべて歯石なんです
こんなことになってしまったら全身麻酔をかけて、超音波スケーラーという特別な機械を使って削りとらなければなりません
しかも、歯石とは、歯周病などのお口の問題だけでなく、歯垢・歯石の元となる細菌が腎臓やときには心臓にまで入り込み悪さをするのです
怖いですね
愛する家族と少しでも長く、楽しく生活していくためにも歯磨きのお手入れがとても大事になります
美味しい歯磨き粉も当院でお取扱いございます
2月は、診察の待ち時間が比較的少なくお呼びすることができます
お気軽に歯のチェックで、ご来院ください
来院された際には患者様にあったプラークコントロールのアドバイスや、色々なデンタルグッツをご紹介させていただきます
すでに歯石だらけという子も大丈夫しっかりと診察や術前検査をし、歯科処置をして一度リセットすることも可能です
お気軽にご相談下さい
動物看護士 日高