ルナ動物病院　スタッフブログ

こんにちは
あちらこちらで、桜がちらほら咲いているのを見かけます
春ですね～

今回は、『シニア期のごはんの与え方について』
少しですが、ご紹介します

シニア期になると、なんだか最近食べにくそう
フードが上手く口に入らないのかななど、
色々あるかと思います
そんな時、少しの工夫で自力で食べてくれたりもします

POINT①
食器を置く高さはどうかな

床に置いていると、なんだか食べるのが辛そう…
そんな時は、食器を置く高さを
立ち姿勢に合わせると食べやすくなります

・100均のレンジ2段重ねトレー+シリコントレー
・足踏み台+滑り止めシート
など、使用し高さを調節してみましょう

POINT②
食器の形を変えてみる

だんだん舌の動きが悪くなり、うまく食べれなくなってきます
食器のふちにフードが残り始めたら、
舌の動きが悪くなってきたサイン

食器の底が丸みを帯びた形状のモノにすると、自力での完食率がup

POINT③
食事の盛り方を工夫する

ハイシニアの子は、舌ですくい取るのがさらに困難になり、口も大きく開けにくくなります
そんな時は、食いつき具合に応じて高さや盛り方を変えてみましょう

写真のように工夫すると、口に入りやすくなります




ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに変えたりなど食事の形態を変えるのもPOINTです
自力で食べるのが難しい場合は、流動食（写真）など利用し、介助しながら与えるようになります


いかがでしたか
少しの工夫で、食べやすくなるかと思います

お困りのことがありましたら
お気軽にスタッフまでご相談くださいね

看護師　廣岡