ルナ動物病院　スタッフブログ

こんにちはひまわりが元気に咲いていますね

重症熱性血小板減少症候群（SFTS）
にご注意ください

病気の特徴
SFTSウイルスを原因とする人と動物の共通伝染病です
人の主な症状は、発熱、全身倦怠感、消火器症状
重症化すると死亡することもあり、患者の約30％が亡くなっています特に、高齢者では重症化しやすいと考えられています

犬や猫などの動物では発熱、食欲不振の症状がみられ、
発症した猫の約70％が死亡しています


人への感染経路・感染状況
感染したマダニに咬まれたり、発症している動物の排泄物や体液に接触することで感染します
感染猫からの咬傷や接触による、飼育者や動物病院従業者の感染例も

予防
マダニに咬まれないよう、草むらや藪などに入る場合には、肌の露出を少なくし、マダニに効く虫除け剤を使用してください

感染した猫の糞尿や唾液からの感染例もあります
野良猫を扱う時には、手袋を着用し、フェイスガードやマスク・ゴーグル等で目と鼻を保護してください
（浜松市野良猫との共生推進協議会　ポスターより）



SFTS等マダニが媒介する感染症を予防するためには、
マダニに咬まれないようにすることが重要です
特に、マダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意が必要

飼い主様もワンちゃん・ネコちゃんも予防等を行い
感染しないように気を付けて行きましょう

ワンちゃん・ネコちゃんの予防・駆除薬については、
スタッフまでお気軽にお尋ねくださいね